オリジナルTシャツプリント会社とは？【会社によって違いあり】

この記事の内容

この記事を書いている私は、Ｔシャツプリント会社で働いて2019年時点で10年目。いまだにわかりづらいこのウェアプリント業界をシンプルにお伝えするため、自社をひいきすることなく（若干のひいきはあるかもですが）客観的にお伝えしていきたいと思います。

「オリジナルTシャツ」で検索すると

「オリジナルTシャツ」と検索するとおびただしい数のWEBページ。中でも目立つページは「1枚たったの1,000円から」とか「激安1枚60円」とか「え、めちゃくちゃ安いんじゃね？」と思わせてくれる言葉がならびます。

ここで大事なのが、「オリジナルTシャツ」＝「オーダーメイド」ということ。プリント会社に「このぶ厚さのTシャツで！この赤色で！プリントはここに入れて！このデザインで！この日までにほしいのだ！」と最低限伝えないと「正確な金額が分からない」ということを頭に置いておいてください。

Tシャツプリント会社とは？【大きく分けて3種】

一言でいうと「衣類に印刷（プリント）する会社」となります。プリント会社は大きく分けて3種類

1-1｜プリント工場を自社で持つ会社

文章どおりなのですが、自社でプリントする環境のある会社です【ティーボーンはこのジャンルの会社ですね】プリントオーダーの窓口スタッフと実際にプリントするスタッフとでスムーズにに連絡が取れるので、工場の混み具合などがリアルタイムに確認出来ます。プリント工場は繁忙期になるとオーダーができないことがあるので要注意です。

1-2｜プリント工場を持つ下請けに徹する会社

簡単にいうと【プリント会社のオーダーを受けるプリント会社】地方の大きいプリント工場はこの手の会社が多いイメージです。ティーボーンもオーダーがパンクした場合、長年お付き合いのある工場様に協力して頂いています。ただ昔ながらのプリント工場が多いので、WEBで探すのは結構難しいかもしれません。また、プリント代は安いけど大口オーダーでないと受けてくれない会社もあります。

1-3｜プリント工場を持たないWEBに特化した会社

WEB検索したときに上位に出て来たり、スマホやパソコンでデザインができてしまうサービスがあったりと、IT技術に長けた会社は自社でプリント環境がない会社もあります。このような会社は、弊社のようなプリント会社に外注したりしている感じですね！デザインソフトがなくてもオリジナルプリントができる時代ですね。

プリント会社によって違いがあるの？【違いは色々あります】

正直言って、プリント会社の違いについて記述するとなるととんでもない量の情報になるので今回は簡単にまとめます。

2-1｜プリントの技術の違い

例で上げると、ティーボーンでは【オプションプリントという特殊なインクが豊富にありますが、他社では取扱いがない場合があります。もちろんティーボーンにはなくて他社にある場合も。違いはインクだけでなく、このナイロン素材にはプリントできない！この場所にはプリントできない！などほんとに細かい違いがたくさんあります。プリントがきれい汚いもありますね。一つ言えることは【アパレルブランド様からのオーダーが多いプリント会社】は技術・スピードが日々求められますので優秀だと思います。

2-2｜工場の大きさ

プリント会社は工場の大きさによって受けきれるオーダーに限界があります。とても広い土地にある大きい工場から、マンションの一室を工場としている会社まで様々。中々実際に見ないと判断できませんが、ホームページの会社概要など見ると判断できるかもしれません。

2-3｜価格の違い

オリジナルTシャツの価格の相場は本当にピンキリです。ティーボーンでもたまに前回は違う会社様で作られていて、今回はティーボーンでというお客様からのオーダーがありますが、お見積もりを出したときに2倍ぐらいティーボーンより高く作ってたケースも実際ありました。「お見積依頼して、思っていたより高いな」と感じたら違う会社でお見積もりするのもありだと思います。

プリント会社を選ぶ時のポイント【長年続いている会社は経験値が違う】

紙の印刷とは違い、衣類へのプリントなので【素材とプリント】の相性の悪さでトラブルがあったり、オーダー内容によってはプリントできないこともあります。なんでもかんでもプリントできるわけではないので、プリント会社の窓口のスタッフの経験値が重要だったりします。なかなかWEBでは判断できないことですが、一度電話してスタッフに作りたいものを口頭で伝えたり、実際に店舗に行って話を聞いてもらうのが理想ですね！

この記事が少しでも、皆様のオリジナルプリントの作成にお役に立てればと思います!

大阪・福岡でオリジナルTシャツの作成をお考えの方はぜひティーボーンで！